式には、佐藤光樹市長らが出席。本学からは「野々島プロジェクト」代表の金政信教授と山口政人准教授が参加し、吉木修教育長から金教授に感謝状が手渡されました。贈呈理由は「地域交流?被災地復興及び子どもたちの“社会をたくましく生き抜く力”の育成に貢献した」ことによります。

同プロジェクトは、女性ロックバンド「プリンセス プリンセス」から受けた東日本大震災被災地復興支援金を基に2014年から始まった「子ども支援プロジェクト」の一環で、17年3月まで行われた取り組みを継承。2018年9月には、前年度に設けられた「塩竈市学力向上プラン」と連携し、市内の小学生25人と学生65人が一緒に島内探検を楽しみ、交流を深めました。

ほかにも学生による島内清掃、イベントの手伝い、住民へのマッサージサービス、地域の伝統や文化への協力活動を通じて、島民と学生に絆と連帯感を育み、学生にとっても貴重な学びの場になっています。今年度こそ奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】感染症の影響で中止となりましたが、2019年度まで継続され現在に至ります。

10日、学長室に報告に訪れた金教授は千葉公慈学長から「素晴らしい取り組みなので、これからも大学として応援していく」と激励されました。設立時から関わった金教授は「本プロジェクトに関わった多くの学生やさまざまな団体の方のおかげで、感謝しています。今後も子どもたちの自然体験学習の機会の提供や地域共創の発展に努めていきたい」と感無量の面持ちで話しました。