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2022/02/01 教育学科

教育コラム:コロナ禍におけるアクティブラーニングの模索 ~プロジェクト機能を活用した講義実践~

初等教育専攻 三浦和美 教授(小学校社会科教育)

模索の方向性

プロジェクトを行う学生たち(グループメンバーの席はそれぞれ離れています) 
長引く感染症拡大に先の見えない不安を感じつつ過ごしてきました。昨年度末、2021年度の講義計画段階で問題となったことは、「コロナ禍におけるアクティブラーニングをいかに展開していくか」でした。

これまで講義構成は「グループ活動?協働学習」を心がけてきたため、そこは何とか続けたいと思いながらも、「感染が広がらないこと」とどうリンクさせていくのかを考えなくてはなりませんでした。2020年度に主流であったmeetでの学習と違った新たな形式を模索する必要がありました。また、新しい学内システムに慣れ、そこに付帯された機能をどう講義に取り込んでいくのかについても悩みましたが、「グループ学習」と「感染予防」を両立させる方法として、「プロジェクト機能」を活用することに決めました。これは同一教室内でパソコンを操作しながら、グループ活動が可能となる機能です。


2021
年度前期開始時には何とかプロジェクト設定を完了したため、2つの講義で実践を始めました。恐る恐る始めた活動でしたが、学生からは「対面と同じ感じです」「感染の心配がないのでいいと思います」といった声が聞かれ、ほっとしました。ただ、前期には毎回講義毎にプロジェクトを設定したため、グループの話し合いの流れが見えないという課題に気づきました。また、活動の予測が難しいためグループ人数8名と設定しましたが、交流にやや滞りが出ていたのも事実でした。

そこで、後期には、講義で使うプロジェクトはグループ毎に「半期を通して使用できるよう」設定しました。これにより同じグループの学生は後期の最初から最後の回まで通して自分たちの議論を閲覧できるようになりました。また、グループ人数も4名と少なくし、学生同士の交流の機会を増やすなどの改善を行いました。

写真は「教育相談の理論と方法A」(受講生51名)の様子です。プロジェクト目標を「教育相談の講義を通して、現在の教育現場にある課題を把握し、将来適切に対応できる教育相談の理論と方法を具体的に身に付けることができるようにする」としました。テキスト学習の回を除いて、7回実施したところ、一番多いグループのスレッドは120近くになっており、多くの議論が主体的に展開されたことが分かりました。

学びの深化のために

教室でひたすらパソコンを操作しているだけでは学びの一体感を創出することができないと考えたため、写真にあるようにプロジェクトの内容を報告する機会を意図的に設けました。学生のパソコンが持ち運びしやすい点がここに来て活かされることになりました。実物投影機に学生のパソコン画面を映して発表してもらいました。報告の後にはグループ活動の感想などを聞いたり、教員から補足したりしながら講義内容を深めていきました。対面授業においては感染予防を第一義としながらも、学生の学びを保障すること、学内環境?設備を十分に活用することが可能になりました。

初めて体験するパンデミックは、マイナスのことばかりではなく、わたしたちに新しい挑戦が可能となることも示唆しているのではないかと考えました。

「プロジェクト機能」活用についての学生の感想

〇この講義で初めてプロジェクト機能を使用しましたが、普段の討論と違い、文字に起こしての発言が私にとっては自分の考えを整理しやすかったのでとてもよかったです。また、聞きたいことがあっても普通の討論の時は躊躇してしまっていました。しかし、この機能を使うことによって、躊躇せずに聞くことができ、グループの方の意見を知ることができて良かったです。

〇プロジェクト学習は、他の学生の意見を聞くことができる貴重な機会であったと思います。コロナ禍での大学生活となりましたが、人と関わらないと自分の成長も高まらないと感じました。他の学生の意見を聞いて、考えを深めることができて良かったです。

〇プロジェクトはコロナ禍の中、なかなか複数人で対面になって話すということが難しい中でも、感染リスクが低く安心して取り組めるという点が良かったです。オンラインを使用した一つの授業例として勉強になりました。


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