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2019/02/08 保育士?幼稚園課程

保育士課程登録選抜試験

2月7日に保育士課程登録認定試験が行われました。この試験は、奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】の保育士課程が独自に行っているもので、保育士課程に登録を希望する1年生や、再チャレンジをする学生を対象とした、いわゆる選抜試験です。

今回の試験では、今年度改定された「保育所保育指針」、改訂された「幼稚園教育要領」、「幼保連携型認定こども園教育?保育要領」の原文の穴埋め問題が出題されました。

どこが穴埋め問題として出題されるかは事前に提示されます。しかし、原文の全体から問題が出題されるため、膨大な量を一字一句間違えずに覚えなくてはなりません。この保育士課程登録認定試験では「TFUの保育士課程で頑張りたい」という強い気持ちを持っているかどうかが試されるのです。

試験前の午前9時頃の学食には、1人で黙々とプリントを読み込んでいたり、友達同士で問題出し合っていたりして、最終確認をしている学生の姿がたくさん見られました。

そんな学生の皆さんに勉強を始めた時期や方法について話を聞いてみると、「冬休み前から勉強し始めました。」「赤シートを使って勉強しました。」「ひたすら書いて覚えました。」などと教えてくれました。勉強に使用したノートやプリントを見せていただきましたが、たくさんの書き込みや付箋の量に驚きました。とにかく暗記をしなければならないので、勉強を始める時期に十分気をつけて、自分がやりやすい方法でひたすら勉強あるのみです!

奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】の保育士課程の場合は、認定試験に合格しなければ、保育士課程に登録することはできません。そんな大事な試験直前の学生の皆さんからは、「緊張しています。」という声をたくさんいただきました。

試験開始15分前になると、ぴよねっとメンバーも取材のために試験会場へ足を運びました。会場は緊張感で空気が張り詰めていて、私達もとても緊張しました。
そして、いよいよ試験開始です。先生の合図で、学生は問題とご対面です。今まで頑張って覚えてきたことを、一生懸命、解答用紙に書き込んでいる姿が見られました。
試験時間は50分です。ちょうど終わる頃に再び会場に足を運ぶと、問題を何度も読み返して見直しをしている学生の姿がたくさん見られました。そして、先生の合図で試験は終了です。試験直後の学生に話を聞いてみると、「解けたと思いますが、不安です。」「これから自己採点をします。」などと教えてくれました。ひとまず試験が終了し、安堵の表情を見せる学生の姿が見られましたが、一方で、合格できているか不安と思っている学生も多く見られました。合否発表まではドキドキです…。


そして、合格者の学籍番号が書かれた紙が貼り出され、いよいよ合否発表です。不安な様子で自分の番号があるかどうかを確認したり、自分の番号を見つけて安心した表情をしていたりなど、さまざまな学生の姿が見られました。

その後、合格者と不合格者に分かれてガイダンスが行われました。

合格者ガイダンスでは、まず初めに君島昌志先生より、保育士課程に入るにあたって心に留めておいてほしいことのお話と、配布された書類についての説明がありました。そして、次に青木一則先生から、保育実習についての説明や保育士課程に入る覚悟についてお話があり、その後日野さくら先生からは各書類の注意事項や提出日などの説明がありました。
そして、最後に小坂徹先生から、保育士課程で学ぶ上での姿勢についてお話がありました。
それぞれの先生方から、保育士課程に入ることについての基本的な姿勢についてや、注意事項、各書類の書き方などについてお話がありました。

保育士課程で学ぶ上での姿勢について、
「誰かに聞く」のではなく「自分で確認をする」、「しっかりとメモをとる」などという能動的な姿勢を意識して、情報をきちんと捉えることがとても大切になってくる、と青木先生はおっしゃっていました。また、書類の扱いや遅刻?欠席の連絡についてなど、社会に出たら当たり前にできなければならないことなどについても、君島先生や日野先生からお話がありました。


隣の教室では、不合格者ガイダンスが行われており、まず初めに和田明人先生からお話をいただきました。

今は保育士が足りない時代であると言われており、保育士を増やそうとし、資格自体は取りやすくなっています。しかし、奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】保育士課程ではあえて試験を行い、学生にやる気を問うています。

それはなぜだと思いますか?
一言で言うと、本物の保育プロフェッショナルをここで養成?輩出して、保育専門職の社会的評価を高めたいからです。そのため、奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】の保育士課程では、保育専門職に就くための本物の知識、技量を身につけるため、質?量ともに豊富な学びを行っていくことになります。たとえば、資格取得のため一般の保育士養成校で行われる実習指導は、年間15回程度の授業を行うことで単位を得ることができます。しかし、本学の保育士課程では年間60回を超える実習指導を行います。そこでは学生の主体的な学びが求められるし、高いレベルの保育士を目指そうという意識や志が求められるのです。大変そうと思われる方もいると思いますが、保育士として社会に出るためには大切なことであると、私たち保育士課程の学生は実感しています。

また、「今回は不合格であっても、今日の自分を超えて明日から頑張ろうと思う人は、ぜひ再チャレンジをしてほしい」というお言葉をいただきました。

続いて、日野先生から、配布物についてお話をいただきました。

ガイダンスを受けた1年生の皆さんの中には、「福祉大の保育士課程ってこんなに厳しいの?」「やっていけるか不安、、、」と思った人もいるかと思います。しかし、奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】の保育士課程は、ただ厳しいというわけではありません。社会人になった時、当たり前にできていなければならないことを丁寧に、細かく教えていただける貴重な場です。
保育士課程で頑張ろうと覚悟を決めた皆さん、これから気持ちを切り替えて、一緒に学んでいきましょう。

記事担当:成ケ澤咲希、沼田真由