学修時間?学修行動?学修意欲
本学学生の学修時間?学修行動?学修意欲に関する取り組み
本学では、学生さんの学修時間?学修行動?学修意欲について、次の3つの観点からとらえ、改善?向上?開発(新たな試み)に努めています。
- 学修を、授業とその予習?復習、課題などだけでなく、ボランティア活動や文化?スポーツ活動、留学、インターンシップ、アルバイトなどを含めて大学生活を通しての活動全般として把握し、学修時間を算出します。
- 学修行動は、量のみならず質も重視し、全学年で学修活動の満足度を把握します。
- 学修の場における人間関係を重視し、学修意欲と人間関係構築の意欲を把握します。
これらの観点の背景にあるのが、学生エンゲージメントの考え方(他者との密接な関係性の中で主体性が発揮される)です。社会に出て幸福を感じている人が大学在学中にどのような経験をしたのかを分析した研究の結果では、「経験的な深い学び(インターンシップや正課外活動、プロジェクト活動など)と「情緒的サポート(学びについて刺激を与えてくれる教員、卒業後も気にかけてくれる母校の教員、目標や夢を追いかけるのを勇気づけてくれるメンターなどの存在)」が見いだされました。
本学の卒業生に対する調査でも、社会に出て役立った在学中の経験として、ボランティア活動や課外活動、インターンシップ等と、教員や学生同士の人間関係に関することが多く挙げられています。また、在学生への調査では、学修成果の伸び幅が、ボランティア活動や課外活動、インターンシップ等と関連が深いことが示されています。
調査に用いている設問及び選択肢は、国立教育政策研究所による調査に基づいて作成しており、ベンチマークとして同研究所の調査結果を活用しています。