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2025/10/01 実学臨床教育推進室 社会福祉学科

【実学臨床教育Ⅱ】2年生体験実習:百聞百見は一験に如かず-Part2-

大学関連施設との連携による実学臨床教育プログラム。実学臨床教育Ⅱを選択し受講する2年生は大学関連施設に一人三日間の「体験実習」に行きます。今年の2年生は、7月28日から8月8日の間で一人同施設で三日間の体験実習に行ってきました。

〖せんだんの杜〗

 7/28~7/30の三日間、ケアハウス「フェリコ館」で二名の学生が実習しました。利用者様と一緒に画用紙に切った折り紙などを貼り付ける「花火」の制作活動や盆供養にむけての飾りづくりを行い、コミュニケーションの基礎を体験しました。また、職員が行う感染症対策のBCP訓練に参加させていただき、非常時も安全に生活を維持できるための施設での取り組みの実際を知りました。
利用者様が好みの色の形をハサミで切りやすいように型を描いたり型抜きをしたりしました?
思い思いの形?色?配置で折り紙を貼り付け、それぞれの「花火」のイメージを完成させていました
きゅうりに割り箸を刺してお盆供養で飾る馬を一緒に作り、利用者様に意味について教えていただきました

〖せんだんの館〗

8/4~8/6の三日間、一名の学生がショートステイ事業での実習を経験しました。利用者様が普段行っている体操や脳トレに参加させていただいたり、余暇時間に一緒にお話をしたりチラシを使用し箱作りをしたりしました。最終日にレクリエーションを企画する課題があり工作やゲームなどいくつか考えていきましたが、当日の利用者様の気持ちや体調を考慮し実施するという支援の基本を学びました。
余暇時間:チラシ?を使って紙の箱作りをしました
レクリエーションの実践:五十音のカードを使った脳トレを行いました
立ち上がって楽しんでカードを探してくださる利用者様

〖せんだんの里〗

 8/5~8/7の三日間、三名の学生がデイサービスに配属され実習を行ってきました。デイサービスで行っているレクリエーションのボウリングなどに補助的に参加しながら観察をさせていただき、最終日に実践するレクリエーションについて企画書を作成するところから教えていただきました。最終的にシーツバレー大会を行い、利用者様の笑い声が聞かれ楽しい時間を提供することができました。
ボウリングゲームの補助をさせていただきながら、利用者様の様子を観察しました
イベント:「夏と言えば流しそうめん!」利用者様と一緒に美味しくいただきました?
レクリエーションの実践:トーナメント制のシーツバレー大会をおこないました

〖せんだんの丘〗

 8/4~8/8の間で三日間、老健(認知症専門棟)、通所リハビリテーション、せんだんの丘ぷらす(介護予防事業所)の三部署を体験しました。老健では共有スペースで利用者様とお話、おやつの提供、環境整備をしたりし、通所リハでは体操のプログラムへの参加、個別の機能訓練の見学、送迎車での同行をしたりし、せんだんの丘ぷらすでは個人で選ぶ体操プログラムへの支援を観察したりし、三部署での体験を通し介護保険施設の役割について学びました。
老健:おやつのスイカ?を配りました
介護予防事業所せんだんの丘プラス:体操をする際の説明の様子を見学し一緒に体操しました
環境整備の一部を体験させていただきました

《学生の『体験実習記録』の中から感想を一部抜粋》

?「(レクリエーションの)準備ができていても、当日は想定外のことが多く、柔軟に対応していた職員さんはすごいと思いました。」
?「知識や技術を身につけるには、現場で実際に相手と交流し経験を積んでいくことも必要だと学びました。」
?「今まで福祉施設全般に対して堅苦しいイメージを払拭できずにいました。今回の実習を通して……やさしさ?温かみと楽しみやすい空間づくりがあり、利用者の方も安心できる環境というイメージに変わりました。」
?「(職員さんの行動を見ていて)利用者個々に自分らしく過ごしてもらえるようにすることを第一に考える職員さんの思いからくるものだということに気づかされました。」
?「かかわることで利用者さんの抱える思いや背景が見えてくるため、関係を築きながらより良いかかわり方を考え続けることが大切だと思いました。」
?「今回の実習を通じて現場のリアルな学びや自分の行動に対する反省点が多くありました。福祉現場のものになるには未熟すぎると実感したので、さらに知識を深め、スキルを磨いていきたいです。」

?実学臨床教育Ⅱ 後期の予定?

学んだことが詰まった「体験実習記録」を手掛かりに今後の課題について考察します
体験実習後に作成した「体験実習記録」をもとに、施設ごとに経験したことを学生同士で報告したり、実習を通して生じた課題について出し合う振り返り学習を行います。
 10月8日に各施設の実学臨床教育ご担当者による実習事後指導がオンラインで行われます。学びのまとめの評価や、実習後に生じた疑問点などの質疑応答を行います。
その後、体験実習と事後指導を通して経験したことや学んだことなどを、テーマをもってまとめの作業を行います。
最終的に、12月17日に実学臨床教育Ⅰ履修生の社会福祉学科1年生を対象とした「体験実習報告会」を行います。各施設のご担当者にもご来場の上、発表内容への講評をいただきます。

実学臨床教育とは

「本学の建学の精神である『行学一如』の理念を基礎として、社会福祉分野のさまざまな領域を理論(大学での講義など)と実践活動(社会福祉施設?機関などでの実践)を通し学び、『実践する力?考察する力?理論化する力』に富んだ人材を育成する」本学の実践的な教育の先駆けとして生まれた教育プログラムです。4年間を通し積み上げていく教育内容となっており、特に実学臨床教育Ⅰ?Ⅱは本学関連施設と連携して授業を進めていきます。