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VOL.54 SEPTEMBER 2008

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【11月科目修了試験のご案内】

【冬期スクーリングI?IIのご案内】

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スクーリング?アンケートから

●科目ごとのスクーリング受講の感想

 夏期スクーリング受講者へのアンケートから,各科目の感想を抜粋いたしました。

生命の科学

  • 弱さを感じている人々の介護に当たる者にとって,自分の弱さを知ることが大切である。これは全ての対人関係において奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】だと感じました。
  • 脳の仕組みがとても興味深かったです。また,「障害」とは社会環境や時代のあり方によって決まるという考えに感銘を受けました。

現代社会を見る眼

  • 今まで受けたスクーリングとはやり方が違い新鮮でした。今現在起こっているさまざまなことを深く知ることができ,よかったです。
  • 国の行政の出した結論がどういう経緯によるものなのか,というニュースだけでは分からない点について,なるほどと理解できた(ニートやフリーターにならざるをえなかった世代。人口減少の問題にどのように対応していくか。老年になっても働く人々。移民の受け入れ,など)。

人間と教育

  • 明治時代以降の学制についてよく理解できていなかったのが,先生の説明で分かりました。
  • 人間が人間を教育することの難しさについて改めて考えさせられた。
  • 現代の子どもたちの抱える問題の歴史的流れがよく分かりました。

科学的な見方?考え方

  • ディベートで根拠を示すことの難しさを感じた。反論が浮かんでも,根拠がなければダメというのは歯がゆかった。
  • 話や文章は,論理的かつ科学的な裏付けがあると説得力をもつ。社会で生きていくのにディベートは必要である,と学びました。

文化財概論

  • 歴史的な建物や資料などを見て歩くのが好きでよく巡っているが,保護の奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】性や,われわれの役割など,今回の講義を通して改めて考えさせられました。

福祉社会学

  • 家族機能の変容について学び,私自身の家庭の中でも家族の個人化現象が起こっていると感じた。個人を尊重するのも大切だが,家庭という集団も大切にしなければいけないと思った。
  • 先生のベトナムでのご体験に関する内容が多く,今まで知らなかった現状について多くを学ぶことができました。これを機会に,日本以外の国の情勢や福祉なども知りたいと思います。

福祉法学

  • 更生保護制度について興味があったので,とても分かりやすく説明していただき理解できました。
  • 社会権の部分で,国民から面倒をみてほしいという申請が必要,との話を聞いて,これが役所の申請主義につながるのだと理解できた。朝日訴訟のお話も分かりやすかった。
  • サービス提供に必要な情報がプライバシーの尊重を重視するため得られないことが,仕事上度々あり,知る権利とプライバシー権のバランスについて,日頃から考えていました。田舎ならではの情報網に助けられている部分もあり,都会ではどうなのだろうと考えさせられます。
  • 法律を学ぶことは人生を豊かなものにしてくれる,と先生が話されていたことが印象的でした。

児童福祉論

  • 子どもの前で煙草を吸うことも虐待に入ると聞いて驚きました。帰宅してから夫に話し,極力子どもの前では吸わないように話し合いました。自分自身の子育てにも役立つ話をたくさん聞くことができて,よかったです。
  • 乳児院の中で「笑わない赤ちゃん」「泣かない赤ちゃん」の存在がとても印象に残りました。
  • 普段気に留めていない何気ない言動が虐待になってしまうことに驚きました。虐待を受けた子ども,また虐待をしてしまった親,両者へのアフターケアが大事であることを改めて感じました。

高齢者福祉論

  • 自立できるようにお手伝いするだけでなく,命と尊厳と人権を守ること,誰のために自分がいるのかという福祉の原点を忘れず,そのために自分たちは何をしたらよいのかを考えながら実践すること,こういったことの奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】性について考えさせられました。
  • 私は心理学を学ぶために入学したのですが,今回のスクーリングを受けて,人間性や人間観の大切さに気付きました。今まで,自分の心を閉じ込め社会に従って生きることの方が大切と思っていましたが,「心」の存在を呼び覚ましてくださったように思います。レポートだけでは分からなかった大切なことに気付くことができてよかったです。
  • 虐待は職員(自分)の人間観に大きく関わることに気付かせてもらいました。今まで,体制の問題や過剰労働の面にばかり向きがちでした。

障害者福祉論

  • 心は三角錐でできているという考え方は,心という漠然としたものを形としてうまく表現していて,分かりやすい例えでした。

社会心理学

  • 人の印象形成,認知方法などがよく理解できました。
  • 社会心理学が自分の日常と密接に関わっていることを知り,とても興味深い分野だと思った。

社会福祉原論

  • 相手の立場に立って相談にのってきたつもりであったが,相手より下の立場に立つことで見えてくるものについて,考えさせられた。
  • 言葉を慎重に選びながら話を進めておられ,かつ言葉の持つ意味やその背景をも伝えていただいたことに感謝しています。とてもよく理解できました。

医学一般

  • 医学なので難しいには難しいですが,人間の根底を見ている(学んでいる)感じがして,興味深かったです。

地域福祉論

  • 福祉の地方化が進む今日ですが,その基本となる各制度やその背景を知ることが大切で,それを他者に伝えるためには用語を理解することが奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】だと気付かされました。
  • 単に生物学的に生きるのではなく,個人個人が生きたいように生きる自立支援を考えながら,これからも福祉に従事していきます。「生誕のくじ引き」の言葉はハッとするほど印象的でした。
  • 今後地域において社会福祉がどうあるべきかを考えさせられました。一人一人の参加だけでなく,中心となる人物の必要性や地域に即した福祉が必要であることがよく分かりました。
  • 病院は全てを治せるわけではなく,治せない部分を介護や福祉に任せても,それはパスしているのではなく連携をとっているのだ,ということが印象的でした。

社会保障論

  • 社会保障の今後のあり方は,どのような形で,どのように行われたらよいのか。個々に捉えるのではなく,全体として考え行うべきではないかと考えさせられました。

精神保健福祉論II

  • いくら立派な法制度が整えられても,社会的な理解と協力がなければ,理念を実現していくことは不可能,という点について考えさせられました。

精神保健福祉援助技術総論

  • 先生の仰っていた「誉めすぎることのまずさ」「むしろ認めてあげること」は印象的でした。
  • 救急現場のビデオは衝撃でしたが,病気の一面を見られたことで,クライエントの捉え方が少し変わりました。より深く理解したい,と思いました。
  • よりよい援助者になるためには自己洞察が欠かせない,と感じました。

精神保健福祉援助技術各論

  • 「自立」に加え「主体性」の奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】さを学んだ。PSWを目指すにあたり,まずは自分自身が主体性をもって自立した生活を送れるようになろうと思った。
  • 精神障害者が回復するまで,どのような問題が起こり,どのようなプロセスを辿るのかが理解できた。

臨床心理学

  • 人間はすごく奥深いものだと考えさせられました。目に見えないからこそ深刻で信じられないことばかりですが,それを考えていくことは私たち人間にとって大切なことだと思います。
  • クライエントは病気の人ばかりではなく,悩める人全てが対象である,ということが印象的でした。
  • 物事を多面的に見ることや自分と向き合うことが必要である,とよく分かりました。
  • 攻撃が人格特性でないことを知り,考えさせられました。

環境心理学

  • 環境問題について,自分でできることをやればよいと思っていたが,それを表明していくことが大事である,ということが印象に残った。
  • 地球環境の破壊は人間が行っている。共有地の悲劇の概念は,考えさせられるものでした。

心理学研究法II

  • 「仮説」「独立変数」「従属変数」などの言葉はこれまで何度も目にしてきたが,直接体験することでよく理解できた。
  • 統計的な作業は仮説を明らかにするために行うものであることについて,考えさせられた。

教育心理学

  • 学校になぜ行くのか,他人に説明しづらかったのですが,この度ようやくその答えが出たように思います。
  • 医療や保健の分野でも,ピアジェの発達が基礎知識となっていることが多く,真逆の論に驚きました。
  • 教育外教育,ヴィゴツキーの援助下での発達など,今まで思い込んでいたことが覆され,まさに目から鱗でした。

老年心理学

  • 認知症患者が今後増えるとの予測を聞いたが,病院などでのケアは,いまだ安全面の確保(客観的視点)という段階である気がする。主観的QOLを確立していくためには,認知症に対するスタッフの理解をもっと深めないとならない。しかし,現実には難しい状況であると感じた。
  • 高齢者になっても,必ずしも皆が同じように身体機能?感覚機能の低下を体験するわけではなく,個人差があることを理解できた。

障害者教育総論?障害児教育I

  • 特別支援教育をする先生は,多くの知識?技術をもち,その場その場で臨機応変にしていかなくてはならないと思いました。自分の成長が障害児(者)の表情を豊かにすることを,ビデオを通して学びました。受講者の一人の「その子の身になる」という言葉について,なかなか答えの出るものではないので,とても考えさせられました。

知的障害教育?障害児の指導法

  • 子どものやる気を引き出すために,教師の働きかけやアイディアがとても大切なのだと感じました。今後に活かしたいと思います。
  • 連鎖化,形成化についての説明がわかりやすく,参考になりました。またさまざまな現場の意見が聞けたのがよかったです。
  • グループ討論になると時間を忘れて話し合いました。参加した一人一人が熱心で,刺激になりました。

介護実習事前?事後指導

  • 福祉科教員のおかれている現状と今後を考える糸口を示していただいたように思います。それらを探りながら,教師像を深めていきたいと思います。
  • 介護の中の非日常性について,先生の話の中で気付かされたことが多々ありました。

障害者(児)教育実習の事前?事後指導

  • 現場の貴重なビデオを見ることができてよかったです。実践対応は本当に大変だと思いました。自分を振り返り,頑張りたいと思います。
  • 聴覚障害に関するビデオの視聴や,2日目の指導案についてのグループ学習は,普段できない体験でよかったです。

特講?社会福祉学I(介護保険と社会福祉士の課題)

  • 福祉=幸せを導くtoolであることを再認識できました。
  • 私は福祉の仕事をしていないので,実際の現場の話はとても勉強になりました。

特講?社会福祉学IV(精神保健福祉士のコミュニティワーク)

  • 罪を犯した人の更生という点に関して,よく知らない世界だったので,非常に興味深かった。
  • SSTで,相手の良いところを見つけるためには,まず自分の良いところを見つけなければいけないことに気付かされました。

 その他にも多くのご感想?ご意見をいただいており,残念ながら掲載できなかったものも多くあります。アンケートにご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

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