2024/10/23 社会福祉学科
清水ゼミ3年生のゼミ合宿(2024年9月18日?19日)
清水冬樹准教授が担当するリエゾンゼミⅢでは、毎年東日本大震災にかかわるフィールドワークを合宿という形で取り組んでいます。有事の際の子ども支援のあり方を考える機会とすることを目的としています。ゼミ生に合宿の様子を記事にしてもらいました。
私たち清水ゼミでは9月18日、19日の2日間にわたって、石巻市や南三陸町、気仙沼市といった震災の被害が著しい地域でフィールドワークを行いました。
実際に被災した学校や美術館などを巡り、震災の被害について学習していく中で、私たちは東日本大震災の残した生々しい傷跡に非常に衝撃を受けました。特に印象的だったのが気仙沼市東日本大震災遺構?伝承館です。この施設では被災した高校がそのまま残っていたり、隣接する伝承館では、当時の写真や、被災された方のインタビュー映像が流れていたりしました。校舎の3階まで流されてきた車や、いとも簡単にぐちゃぐちゃになった鉄骨を見て、自然の圧倒的な力を思い知らされました。今回のフィールドワークは、教科書でただ習うだけでは理解しきれない、震災の脅威と人々に与えた影響の大きさを肌で感じることのできる貴重な機会となりました。震災時に人々のあたりまえの暮らしや居場所はいとも簡単に奪われてしまいます。居場所支援を行っていく中で、これらの事を念頭に置いて活動していく必要性を感じました。今回学んだことを今後のゼミ活動にも生かしていきたいと思います。(3年合宿係)
実際に被災した学校や美術館などを巡り、震災の被害について学習していく中で、私たちは東日本大震災の残した生々しい傷跡に非常に衝撃を受けました。特に印象的だったのが気仙沼市東日本大震災遺構?伝承館です。この施設では被災した高校がそのまま残っていたり、隣接する伝承館では、当時の写真や、被災された方のインタビュー映像が流れていたりしました。校舎の3階まで流されてきた車や、いとも簡単にぐちゃぐちゃになった鉄骨を見て、自然の圧倒的な力を思い知らされました。今回のフィールドワークは、教科書でただ習うだけでは理解しきれない、震災の脅威と人々に与えた影響の大きさを肌で感じることのできる貴重な機会となりました。震災時に人々のあたりまえの暮らしや居場所はいとも簡単に奪われてしまいます。居場所支援を行っていく中で、これらの事を念頭に置いて活動していく必要性を感じました。今回学んだことを今後のゼミ活動にも生かしていきたいと思います。(3年合宿係)
18日の夜と19日の朝は、翌月に控えた石巻専修大学との合同ゼミの準備をゼミ生全員で行いました。日頃の活動を言語化する、かつ社会福祉を専門と必ずしもしていない同世代の学生に、こうした取り組みの意義や課題をどのように共有したら良いか、精一杯考えて、意見交換をしている姿は、教員としても大変頼もしく感じていました。(担当教員:清水)