社会福祉学科の科目紹介:専門基礎科目D群
社会福祉学科の科目紹介(2024年度)です。またこの科目紹介では、内容的に関連のあるいくつかの科目をまとめてグループ化して取りますが、学生便覧などで採用されている科目区分とは異なります。正式な科目区分は『カリキュラム一覧』のページよりご確認ください。もう少し詳しく知りたい科目については、『カリキュラム一覧』のページにある「シラバス検索」のリンクをご活用ください。
専門基礎科目D群
この科目群には、介護福祉士を目指すための科目が含まれます。
介護の基本理念と介護福祉士の専門性
- 介護概論Ⅰ(ケアワークの基礎):社会福祉の基本理念を基に、尊厳を重視した生活援助の方法と介護理念を学びます。
- 介護概論Ⅱ(ケアワークの実践):尊厳保持と自立支援の観点から、利用者主体のケアを理解し、ケアの本質と専門性を学びます。
- 介護福祉論Ⅰ:尊厳保持や自立支援の理念、介護福祉士の専門性と倫理、環境整備や介護予防を学びます。
- 介護福祉論Ⅱ:高齢者や障がい者の生活の場、多様なサービス、多職種連携について学びます。
- 介護福祉論Ⅲ:リスクマネジメント、災害時の介護福祉士の役割、健康管理、労働環境について学びます。
生活支援技術?リハビリテーション
- 生活支援技術Ⅰ:自立に向けた生活支援技術の基礎知識と技術を学びます。
- 生活支援技術Ⅱ:入浴?清潔保持、排泄、休息?睡眠、人生の最終段階における介護の基礎知識と技術を学びます。
- 生活支援技術Ⅲ-IV: 自立に向けた生活支援技術を、事例を用いて学び、グループワークで実践します。
- 生活支援技術Ⅴ:介護実践に基づいた生活支援の知識と実践理論を学び、専門技能を体得します。
- リハビリテーション論:身体の特性と機能障害から生活上の課題を抽出し、多職種連携による支援の在り方を学びます。
- 家政学概論Ⅰ-II: 高齢者?障害者の衣?食?住生活を理解し、自立支援に必要なことを学びます。
- 家政学演習:自立支援に必要な衣?食?住生活に関する基本事項を演習します。
コミュニケーション技術
- コミュニケーション技術A:対人関係の築き方とコミュニケーション技術を実践的に学びます。
- コミュニケーション技術B:レクリエーションを通じて対人関係の築き方を学び、実践します。
介護過程?介護総合演習と介護実習
- 介護過程論:利用者主体の介護過程を展開し、適切なケアサービス?生活の質の保障を学びます。
- 介護過程Ⅰ-IV: 要介護者の状況を総合的に把握し、介護過程を展開する方法を学びます。
- 介護総合演習Ⅰ-IV: 介護実習の事前準備、記録方法、実習の振り返り、グループワークを通じて自己の課題を明確にします。
- 介護実習Ⅰ-II: 実習を通じて介護福祉士の支援対象者の生活を理解し、介護過程の展開を経験します。
認知症の理解と支援
- 認知症の理解と支援Ⅰ-II: 認知症の原因、症状、対応方法、社会的背景、支援体制を学びます。
高齢者?障がい者の心理と身体の理解
- 老年心理学Ⅰ-II: 発達段階の特徴、加齢に伴う変化、認知症の問題、心理?社会的支援を学びます。
- 障害者の心理:障害者福祉、障害の特性、心理的特徴、介護?支援上の留意点を学びます。
- 障害の基礎医学:人体の構造と機能、各器官系の働き、障害との関連性を学びます。
- こころとからだのしくみA-B:人体の構造や機能、病態、終末期ケア、介護サービスの提供における安全と心理的側面を学びます。
医療的ケア
- 医療的ケアⅠ-II: 関連法制度、感染予防、急変時の対応、喀痰吸引?経管栄養の基礎知識を学びます。
- 医療的ケア演習A-B:喀痰吸引、経管栄養の方法を安全かつ確実に修得します。