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社会福祉学科の科目紹介:専門基礎科目E群

社会福祉学科の科目紹介(2024年度)です。またこの科目紹介では、内容的に関連のあるいくつかの科目をまとめてグループ化して取りますが、学生便覧などで採用されている科目区分とは異なります。正式な科目区分は『カリキュラム一覧』のページよりご確認ください。もう少し詳しく知りたい科目については、『カリキュラム一覧』のページにある「シラバス検索」のリンクをご活用ください。

専門基礎科目E群

この科目群には、保育士を目指すための科目が含まれます。

保育の基礎と原理
  • 保育原理:保育の歴史、理念、原理、教育課程の理解を深め、各種指針?要領に基づいた保育の目標や方法を学びます。対話的な学修を通じて協働的な学びを積み重ねます。
  • 保育者論:現代社会における保育者の役割や職務、質の向上の必要性と意義、連携方法、小学校教育との連続性について学びます。
  • 教育学概論A:教育の本質や諸要因を追求し、現代日本の教育問題を解決するための考察を行います。教育の実践を支える理念についても学びます。
社会的養護と支援
  • 社会的養護Ⅰ:養護を得られない児童への社会福祉援助、施設福祉の基本原理、職業倫理と責務について理解を深めます。養護問題の全体像を学びます。
  • 社会的養護Ⅱ:演習を通じて社会的養護の現状を理解し、児童福祉施設での支援計画の作成や具体的支援方法を学びます。保育士の職務と役割についても学びます。
  • 子ども家庭支援論:子育て家庭支援の意義や機能、保育施設の社会的役割、関係機関との連携方法を学びます。子育ての実態や社会的背景についても理解を深めます。
保育の心理学と発達
  • 保育の心理学:子どもの現在の育ちや特徴を理解し、豊かな未来を支援するための保育の工夫を学びます。心理学的な理論や知見についても学びます。
  • 子ども家庭支援の心理学:生涯発達に関する心理学の基礎知識、家族の機能、現代の社会的状況と課題、精神保健について学びます。子どもや家族を包括的に理解する視点を養います。
  • 乳幼児心理学:乳幼児期の発達メカニズム、人との関わり、発達支援のトピックについて学びます。出生前の胎児期から小学校入学までの心身の特徴を理解します。
  • 子どもの理解と援助:子どもの姿の理解、環境の工夫、生活と発達の支援について学びます。具体的な事例を通じて保育の工夫を検討します。
子どもの健康と保健
  • 子どもの保健:子どもの心身の健康と保健の意義、身体的発育?発達、疾病予防、社会情勢や制度の理解を目指します。保育者が子どもや養育者のニーズを適切にとらえるための知識を学びます。
  • 子どもの健康と安全:健康保持と増進、安全確保、体調不良時の対応、感染症予防、児童虐待への対応について学びます。演習を通じて具体的な対応方法を習得します。
  • 子どもの食と栄養:小児の栄養成分、食生活、離乳食、保育所給食、食育の実践方法について学びます。グループワークやプレゼンテーションを通じて知識と技術を高めます。
特別支援と障害児保育
  • 障害児保育:障がい児の理解、長期的な支援方法について学びます。環境との相互作用を通じて主体的に発達する存在として捉えます。
  • 特別支援教育の基礎:特別支援教育の理念、支援スタイル、教育的ニーズに応じた指導について学びます。障がい種ごとの基本事項を理解します。
保育内容と方法
  • 保育内容総論:保育の目標、子どもの発達、保育内容の関連理解を深めます。PDCAの枠組みに基づく観察や記録の観点を習得し、具体的な保育実践を学びます。
  • 保育内容(健康)の理論と方法:幼児の心身の発達、生活習慣、安全な生活、運動発達について学びます。少人数グループによる発表を通じて理解を深めます。
  • 保育内容(環境)の理論と方法:幼児の環境とのかかわり、保育者の援助と環境構成の仕方について学びます。具体的な事例を通じて理解を深めます。
  • 保育内容(人間関係)の理論と方法:子どもの人とのかかわりの発達、保育者の役割と指導法について学びます。ロールプレイやコミュニケーションゲームを通じて実践的に理解します。
  • 保育内容(言葉)の理論と方法:言葉の発達、保育者の言葉がけの役割と方法について学びます。具体的な指導場面を想定して保育を構想します。
  • 保育内容(表現?運動あそび)の理論と方法:運動あそびの知識、技術、指導方法について学びます。幼児期の発達に適した運動あそびや運動用具を使った活動の展開方法を学びます。
  • 保育内容(表現?音楽)の理論と方法:音楽の理論、模擬保育、グループ発表を通じて音楽遊びや手遊び歌を学びます。実際に幼児に指導できるようにします。
  • 保育内容(表現?美術)の理論と方法:造形活動の理論と実践、グループ制作、模擬保育を通じて造形表現を学びます。制作体験を通じて表現活動を深く理解します。
表現技術
  • 表現技術Ⅰ(音楽):楽譜の理解、演奏テクニック、教材曲の移調奏について学びます。音楽理論を理解して演奏する能力を身につけます。
  • 表現技術Ⅱ(音楽):ピアノを用いた弾き歌いの技法とコードネームの基礎知識(読む、弾く、書く、歌う)を習得します。保育?教育現場で柔軟に発揮できる能力を育成します。
  • 表現技術Ⅲ(美術):造形活動の材料と道具の使用法、表現の意識形成について学びます。実践を想定した制作やロールプレイを行います。
  • 表現技術Ⅳ(体育実技):運動?スポーツ実践の基本、運動会の立案と実践について学びます。環境への配慮や指導計画の作成力を高めます。
保育実習と指導
  • 保育の計画と評価:保育の計画と評価の意義、計画作成の基礎、指導案作成について学びます。計画?実践?記録?省察?評価?改善の過程を動態的に理解します。
  • 保育実習指導Ⅰ:保育実習の準備教育を行います。基本的説明、視聴覚教材、保育所見学、ボランティア体験、実習報告会への参加を通して実習への意識を高めます。
  • 保育実習指導Ⅱ:実習前の準備指導では保育実習(施設?保育所)に関する諸準備やマナー?諸注意事項に関する指導を行い、記録の意義や方法、実習目標の設定、実習課題の作成等に関する指導を行ないます。事後指導では実習後の振り返りと評価を通して新たな学びを計画します。
  • 保育実習Ⅰ:保育所と児童福祉施設での実習(各10日間)。参与観察、保育補助、部分実習、指導計画の立案、設定保育、責任実習を行います。
  • 保育実習Ⅱ:保育実習Ⅰに加え、さらに10日間の保育所実習。参与観察、保育補助、部分実習、指導計画の立案、設定保育、責任実習を行います。
  • 保育実践演習:既習科目や実習を通じて得た知識技能を確認し、保育実践の問題解決方法を検討。実践知を用いて状況と対話し、反省を常態化することで新たな知識やスキルを獲得します。
その他
  • 音楽教育:音楽の潜在的可能性、小学校教科書の内容、音楽活動について学びます。演奏活動を通じて目標を達成します

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