「授業分析研究A」三浦 和美 教授
「授業分析研究A」では、社会科と国語科の授業記録作成を通して、子どもたちにとって分かりやすい授業の実践に必要な指導技術を学ぶことを目的としています。15回の講義を通して、授業分析の方法である「逐語録」と「再現法」の二つを学びます。前半8回は三浦和美教授,後半7回は上條晴夫教授が担当しています。
「授業分析研究A」の概要
前半の逐語録作成では、事前レポートで「授業とは何か」について教育実習の経験やこれまでの自分の体験を基に、それぞれが考えている「授業」について議論を進めました。次に、『若い教師を育てる五円玉の授業』(田山修三,小学館)のVTRを視聴し、授業の逐語録の作成方法を学びました。授業分析を行う際には教員の発問や指示とそれに対する児童の反応をつぶさに読み取っていきます。授業実践の基本を学ぶことでできる手法です。
講義では、受講生が文字起こしした逐語録のデータをマルチメディア教室の黒板に投射し、それを基にして意見交流を行いました。小学校社会科で児童にとって難しいといわれる近代の学習に興味を持たせるために、田山先生が行っている工夫点や展開の仕方にも導入があることなどに議論が及びました。授業の構成や授業時の指導の技術などについても学ぶことが多くありました。
それらの学習を踏まえ、次の課題として、逐語録を仕上げ、展開からまとめにかけての議論を行ったのち、最終レポートをまとめることになります。
学部の講義ではなかなか体験することができない二つの高度な授業分析方法をじっくり学ぶことで、教育現場で役に立つ即戦力を身につけることを目指します。
講義では、受講生が文字起こしした逐語録のデータをマルチメディア教室の黒板に投射し、それを基にして意見交流を行いました。小学校社会科で児童にとって難しいといわれる近代の学習に興味を持たせるために、田山先生が行っている工夫点や展開の仕方にも導入があることなどに議論が及びました。授業の構成や授業時の指導の技術などについても学ぶことが多くありました。
それらの学習を踏まえ、次の課題として、逐語録を仕上げ、展開からまとめにかけての議論を行ったのち、最終レポートをまとめることになります。
学部の講義ではなかなか体験することができない二つの高度な授業分析方法をじっくり学ぶことで、教育現場で役に立つ即戦力を身につけることを目指します。
この記事に関するお問い合わせ
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