【スクーリングのご案内】
スクーリング講義概要[1]
コミュニケーション英語
高橋 加寿子
開講日 8月12日(月)?17日(土) 午前9時30分?午後0時20分
講義予定内容
スクーリングの授業では普段のレポートでは学習が行き届きにくい発音,リズム,イントネーションなどの英語の運用面を中心に学習します。つまり,読む,聞く,話す,書くの中の「話す」が中心となります。Charts & Illustrationsのp.39-46にでてくる発音の仕方を参照し,テキストの中の発音や聞き取りに注意すべき箇所を重点的に練習します。また,テキストの音読,ダイアローグのシャドーイングの練習(文字を見ずに聞こえたままに声に出していく練習),暗記,発表,学生同士の会話練習(レッスンの最後のQuick Exchanges)などを行い,これまで学習したものを実際に使えるようにしていく練習をします。さらに,テキストの巻末のWriting It Outは毎回宿題になります。授業の進行状態によっては,レポート学習ができていない部分にも進むことがありますが,少なくとも,事前にLesson 6までは予習してから授業に臨むようにしてください。テキストの他に辞書,これまで提出したレポートを含むノートを持参してください。
福祉社会学
赤塚 俊治
開講日 8月12日(月)?17日(土) 午前9時30分?午後0時20分
講義予定内容
超高齢?少子化,高度情報化,国際化が進捗して,家族関係や地域社会における生活環境が一層複雑な様相を呈している。こうした変革期の時代において私たちの社会生活にとって「本当の豊かさとは何か」を主眼におきながら講義を展開する。講義内容の具体的な視点として,現代社会が生み出す社会現象をより包括的に捉えながら,今日の生活問題を規定している諸要因やそれらの相互連関を体系的に究明する。特に国民生活のさまざまな社会問題に対応すべき社会福祉の援助過程に係わる社会的行為や社会政策などを社会学的な視点から現状分析することにする。そのための学習方法として,(1)社会学の一般的概念枠組みの理解,(2)現代社会の社会組織と社会集団に関する理解,(3)現代家族の変容と扶養機能の理解,(4)地域社会の変容と諸問題などを中心に講義を行う。その際,受講生の皆さんは,「事実?現実はいかにあるか」「いかにあるべきか?いかになすべきか」「それらはどこから」「どこにいこうとしているのか」を考察しながら講義に望んで頂きたいと思います。
(講義期間中は,プリントに沿って講義を進めますが,教科書を持参してください。)
教育原理
寺下 明
開講日 8月12日(月)?17日(土) 午前9時30分?午後0時20分
講義予定内容
わが国の教育は,混迷した厳しい状況にあり,問題は深く複雑です。今日の教育問題を解決するためにわたしたちは,教育あるいは人間形成とは何か,ということについて改めて問い直さなければなりません。何故,人間にとって教育が必要なのか,人間にとって教育とは何か,という問いにわたしたちは直面しています。
本講義のねらいは,わが国教育の現状を踏まえ,教育事象の根底を貫く本質的なもの,原理?原則的なものを把握し解明することにあります。
(1) 教育の意義
(2) 子どもの成長と発達
(3) 家庭と子ども?学校と子どもをめぐる関係の日本的特質
(4) 教育基本法?学校教育法と教育目的
心理学概論
佐藤 俊昭
開講日 8月12日(月)?17日(土) 午前9時30分?午後0時20分
講義予定内容
心理学の講義は一つひとつのトピックは理解できても,それらが人の心を理解するという究極の目的にどのように関連づけられるのか,わかりにくいという一般的な傾向があります。そこで,スクーリングでは2つの目標を掲げることにします。
第1に,テキストをよく理解するためのお手伝いをします。まず,各章が何をわかってもらいと思って書かれているのかを要約して説明します。その上で,細かい基礎知識を整理します。そのときは,わかりにくかった点を,どんな些細なことでも結構ですから,遠慮なく質問してください。このような手続きを,テキストの章立てにしたがって順に進めます。どこまで進むことができるかは,いまは約束できません。
第2に,人のこころとは何か,こころの世界とは何か,なぜこころができたのか,それを心理学的に理解するとはどういうことかを折に触れて具体的に説明します。こころを理解しようとする学問は心理学だけではありません。文学も哲学もこころを理解しようとしています。では,心理学の特徴はどこにあるのでしょうか。スクーリングで一緒に考えましょう。