【学習サポート】
はじめに
4月に入学された方は,学習のスタートから約半年がたちました。教科書を読み進めることが難しく感じていたり,レポートをまとめるのに苦労されておられる方も多いかもしれません。
今号の『With』【学習サポート】では,スクーリングをご担当いただいた小松紘先生,花井滋春先生よりメッセージをいただくとともに,スクーリングが開講されない科目の阿部一彦先生(生命の科学),渡部純夫先生(福祉心理学)から,レポートを書く際のアドバイスをお寄せいただきました。今後も『With』では随時レポート執筆の際にヒントとなることを掲載していきたい,と考えています。
10月生の入学式(11月24日)に合わせて教員に直接質問ができる「レポート学習会」を開催します。また,科目修了試験の際にも試験監督者ができるだけご相談にのります。どうぞさまざまなご質問をお寄せいただき,学習の励みにしてください。
なお,学習を進めるうえで最大の刺激はスクーリングを受講することだと思います。今号は冬期スクーリングの案内も掲載しています。積極的にご参加ください。
教職員一同,皆様の学習にできるだけのサポートをいたしたいと思います。皆様,初心を忘れないで,精一杯がんばってください。
本年度夏期スクーリングを受講したが単位認定レポート未提出の方は,以下の4つのテーマから1つを選び,レポートを作成の上通信教育部事務室まで郵送してください(字数:1,000字以上2,000字以内)。
[1]小松先生 |
心理学的測定や評定における恒常誤差と偶然誤差をあげ,説明し,対策を述べよ。 |
[2]佐藤先生 |
「マジックナンバー?セブン」の実験的検証(テキストの278頁を参照) 短期記憶の貯蔵能力には限界があり,健康な成人で,おおむね7個であるとされているがその通りであるかどうかを確かめる実験を工夫し,実際に確かめてみなさい。 |
[3]皆川先生 |
幾何学的錯視以外の錯覚現象を調べて説明しなさい。そして,もし私たちの知覚が錯覚現象を生じないとすれば,私たちの知覚作用や知覚された世界はどのようなものになると思うか,考察しなさい。 |
[4]渡部先生 |
心理学における実験の意味について考察せよ。 |