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VOL.45 AUGUST 2007

【学習サポート】

【現場から現場へ】

【9月科目修了試験のご案内】

【秋期スクーリングII?III?IVのご案内】

【通信制大学院コーナー】

【10月生進級手続きのご案内】

【お知らせ】

【卒業と資格?免許状取得のために】

【ひろば】

スクーリング?アンケートから

 スクーリング時にいただいたアンケートに寄せられたご質問,ご要望の一部にご回答いたします。学習の不安などが多少なりとも解消すれば幸いです。

●レポート学習について

Q レポートはスクーリング後いつまでに出したらよいのでしょうか。スクーリングは受けたいし,レポートはたまる,どちらを優先したらよいか考えています。ご指導ください。

A スクーリング受講後にレポートを提出される場合は,スクーリングでの刺激を忘れないうちに取り組まれると効果的です。スクーリングから時間が経てば経つほど,せっかく理解した内容の記憶が曖昧になり,再度,ご自分で一から学習しなければならなくなります。効率的にレポートを書くためには,スクーリングとレポートのどちらかを優先するのではなく,あらかじめスクーリングとレポートをセットで学習計画を立てておくことをお勧めいたします。

Q 自分なりに努力はしている。しかし不安を払拭できないでいる。

A ご自身の学習に対して不安を感じられるのはもっともだと思います。特に,一人で机に向かうことの多い通信の学習では,他の方の学習状況が分からず不安になることも多いのではないでしょうか。こうした不安は,共に学ぶ友人をつくることで軽減されることがままあります。過去のアンケートでも,友人同士の情報交換によってレポートや試験を乗りこえたとおっしゃる方,友人の存在が支えとなったとおっしゃる方は少なくありません。通学課程に比べ友人をつくるのは難しいかもしれませんが,スクーリングなどの機会を利用して,交流を深めてください。
 また,不安を感じられることに対して,一概に悪いことだとは思いません。不安を感じるのは,ご自身を内省されるが故とも言えます。ご自身に足りないところを埋めようと努力するのが学習ですから,決して否定すべき感情ではありません。しかし,不安に囚われて前に進めなくなっては本末転倒です。たとえ不安に思っても,レポートを提出する,スクーリングに参加する,といった学習を続けてください。学習において不合格を恐れない,ということも奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】でしょう。評価はその時点でのものであって,不合格は,先生からの「足りないから,もう一度勉強して」というアドバイスに他なりません。決して学習そのものを否定するものではありません。学習を進めていくうちに,徐々に不安も軽減されていくものと思います。

Q 卒業できる方が非常に少ないと伺った。希望に満ちて皆さん入学されると思う。原因は学生の側だけにあるのか(それだけとは思わない)。根源的な原因や対策はどのようになされているのか。

A この春にご卒業された方は,227名(社会福祉学科146名,社会教育学科7名,福祉心理学科71名)いらっしゃいます。他大学の通信教育課程と比較しても決して少ない人数ではありません。しかし,通学課程と比べると最短修業年限での卒業率の低さは否定できません。その理由としては,次のようなことが考えられます。
 通信課程はご自身で学習を進めなければいけないため,また,仕事や家庭の事情など,学業に専念することが難しい環境で学習されている方が多いので,卒業までに要する期間が必然的に長くなってしまうことがあるでしょう。
 このような状況のもと勉学に励まれる皆さんに対して,これまではスクーリング受講機会を増やすことに取り組んでまいりました。学習上の刺激ややる気は,スクーリングを受けることで高まると考えてきたからです。
 また,自学自習における不安や問題にできるだけ対応していくようにしております。具体的には,レポートの書き方に関するガイダンスを開催したり,機関誌上でのレポート学習アドバイスなどです。今後,レポート提出が停滞されている場合には個別にご連絡をしたりということも考えていきたいと存じます。
 なお,学習方法へのご質問に対しては,個別に対応いたしております。お電話やメール,郵便でのご相談のほか,スクーリング時に窓口に直接来ていただいても構いません。お一人で不安を抱え込まず,気軽にご相談ください。今後も,皆さんからのご相談やご希望をもとに,学習環境を充実させるべく,検討を加えていきたいと考えております。ご卒業に向けて,私ども教職員も一緒に取り組む心積もりでおりますので,共にがんばってまいりましょう。

Q レポートが手書きだと非常に時間がかかるので,ワープロ可にしてほしいと思います。

A レポートの手書きが非常に手間のかかる作業であることは承知しております。この件は,これまでも何度か議論されてきましたが,8月より担当教員の判断によって科目ごとにワープロ?パソコンの使用を認めることに変更されます(「一部科目のレポートのワープロ?パソコン印字提出許可について」参照ください)。ただし,ワープロ可のレポート提出は試験的に一部科目の実施となります。
 自らの手で書くことによる学習効果は無視できません。手で書くときとワープロを使用しているときでは,頭のはたらく部位も異なってくるなどの意見もあるようです。時間との闘いとは存じますが,手書きレポートに取り組んでいただく良さもご理解ください。

●スクーリング受講について

Q VTRでのスクーリングには空しさを感じる。一方方向だけでこちらの質問も聞いてもらえない。受講料が同じというのも納得できない。
 やはり生の声が聞きたかった。ビデオではなく生の先生の講義の回数を増やしてほしい。

A 本学では,直接,先生の講義を聴く通常のスクーリングの他に,講義の様子を撮影したビデオによるビデオ?スクーリング,仙台の本校で講義中の授業をインターネットによって各地の会場に配信するインターネット配信授業,自宅のパソコンで受講するオンデマンド型授業,といった各種のスクーリングを実施しておりますが,これは,できるだけ多くのスクーリング受講機会を提供するために行っているものです。
 もちろん,ナマの講義を各地で聞いていただれければよいのですが,現状,全てのご要望にお応えするのは困難な状況にあります。ビデオ?スクーリングでは,物足りなさを感じるというご意見がある一方で,よい意味で緊張せずに聞くことができる,先生がその場にいるようだ,近くで受講できる機会が増え助かるといったご感想もいただいております。それぞれのスクーリング形態にメリット?デメリットはございますが,ご事情に合わせてご活用いただければと思います。
 なお,ビデオ?スクーリングも会場費,スタッフ人件費などがかなりかかっているため,受講料の変更は難しくご了承ください。

Q スクーリング時にイベントなどを企画してほしいです。友達を自分でつくるのもなかなか難しいので。

A 今年度の夏期スクーリング期間中に行われる各種の行事に関しては,『With』43号p.47?51でご案内しております。8月9日(木)?17日(金)には,学生交流会(懇親会)を開催いたします。学内レストラン「風土」にて立食パーティー形式で行いますので,ふるってご参加ください。また,8月22日(水)には,昼休み時間に地区別交流会を行います。途中での入退室も可能ですので,お気軽にご参加ください。この他,関連施設の見学会や,キャップハンディ体験なども行われます。夏のスクーリングは特に多くの方が参加されるため,友人をつくるよい機会になると思います。共に励む友人をつくることで,勉学に対する意欲も高まります。この機会にぜひ親交を深めてください。

Q スクーリングが8月に多いと,仕事をしながらしている者にとってはなかなか休みが取りづらいので,高齢者福祉論か,障害福祉論,児童福祉論など,仙台で6?7月に行って欲しかったです。

A 通学課程と教員?教室を共用していることから,6?7月のスクーリングはとくに教員側にとってハードスケジュールになってしまいますし,金曜日の教室借用もままならないものがあるのですが,来年度以降スクーリング時期の分散については検討していきたいと存じます。

Q 学食,風土の営業について,当日よりも前に知ることができるとよいのですが(スクーリング時は特に)。

A 8月の開店予定は「夏期スクーリングの追加情報」に掲載させていただきました。どうぞご利用ください。その他の時期も『With』,またはホームページ上の学生用掲示板(『学習の手引き 2007』p.214参照)でできるだけ事前にご案内いたしていきたいと存じます。

Q 座席に荷物を置かれる方が多数おり,注意を促していただけると有難く思います。

A 混雑しているスクーリングの際は学生の皆様のご協力を何卒よろしくお願いいたします。

Q 今回,2号館ははじめての教室でした。案内も不明確で20分ほど探しました。

A スクーリング時は必ず学内要所に誘導看板を出しておりますので,その案内にそって足をお進めいただければ幸いです。なお,学内マップが冊子版『試験?スクーリング 情報ブック2007』p.104や構内(バス停前の正門入って左側,JR駅徒歩5分の西門脇)にありますので,今度ご利用ください。学内誘導は1年生の科目の初日などは検討してまいりたいと存じます。

●履修登録について

Q 年度はじめに履修登録した科目を1年以内にすべて単位取得した場合,繰り上げて来年度の履修登録もできるのでしょうか。

A 来年度の履修登録を繰り上げて行うことはできませんが,年に3回(4月生は6月下旬と11月下旬,10月生は6月下旬と11月下旬と3月下旬),追加履修登録の機会があります。年度はじめに履修登録をした科目と合わせて40単位までは,手数料1,000円にて追加履修をすることができます。41単位以上になる場合は,追加履修費(1単位あたり5,000円)が必要となります。

●レポート学習に対する学生の方からのメッセージ

?よいレポートを書こうとあまり気負わず,また全て理解してから書こうと思わない。レポートを書きながら理解し,あるいはレポートを出した後でも理解を深めることはできる。とにかく形をつくって前に進むしかない。

?各項目,各章の内容に対する自分の考えを持つことや,何を述べているのか要点を自分なりに理解すると,その科目また社会福祉全体を広く深く理解することができます。

?自分のなかで期限を決めて取り組まないとなかなか書けないかな,と思います。スクーリングが終わった科目から早めに書いていこうと思います。

?スクーリングのあとに高まった集中力が落ちてきたときは,『With』の卒業した先輩たちの文章を読んで気合を入れています。

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