学習の手引き -2012~2016-
平成24年~平成28年度入学者用
Ⅴ 精神保健福祉士国家試験受験資格
3 演習?実習指導科目 受講の流れ
1. 演習?実習事前事後指導スクーリングの受講の順序
【実習受講者】
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【実習免除者】

2. 演習?実習指導スクーリング受講条件,事前?事後課題について
演習?実習の事前?事後指導スクーリングは通常のスクーリングと異なり,さまざまな知識が必要とされるため,スクーリングを受講するための条件と,それにあたる事前?事後課題が設定されておりますので,下記の冊子を必ずご確認の上,学習計画を立ててください。
- ●受講条件:『学習の手引き』?『レポート課題集』
- ●事前?事後課題:『レポート課題集』?『試験?スクーリング情報ブック』?『With(※)』
- ※最新の情報?変更点が記載されておりますので,届きましたら必ずご一読ください。
3. 演習?実習指導スクーリング受講にあたって
精神保健福祉士を目指すにあたっては,根底として下記の意識をもってスクーリングの受講に臨むことが必須となります。
- ①精神保健福祉分野の業務に携わる意志を強くもっており,精神保健福祉の学習に対して熱意と意欲をもっていること。
- ②スクーリング受講態度などにおいて,社会的なルールを守れると判断されること。
4. 実習受講にあたって
「精神保健福祉援助実習A」受講前においては,実習で初めて利用者の方に接することがないよう,事前に実習対象施設においてボランティア活動,体験的に見学学習,実習先事前訪問のいずれかにより,可能な限り十分な事前学習を行うようにしてください。
5. その他
- 1 )スタートアップガイダンス(任意参加)
-
「スタートアップガイダンス」は,精神保健福祉士国家試験受験資格取得希望の入学生向けに行う,卒業までの流れについて説明するガイダンスで,参加は自由です。
入学時期に合わせて開催されますので,学習計画などにお役立てください。
〈内容〉
- 入学~国家試験受験~卒業までの流れについて
- 演習?実習指導?実習受講の流れについて
- レポート学習?履修方法について
- 精神保健福祉の基礎知識等について解説
- 実習にあたっての諸注意
- ①4月仙台開講精保関連科目スクーリング時(主に4月入学生向け)
- ②10~12月仙台開講精保関連科目スクーリング時(主に10月入学生向け)
- ※ 開催日?スクーリングについては,『With』をご確認ください。
- 2 )精神保健福祉援助実習A?B選考試験(実習受講者のみ対象)
-
本選考試験は,あらかじめ設定した評価基準に基づき,演習スクーリング受講時の受講態度や評価等を加味しながら,実習生としてのレディネス(ここでは,実習生として学習する際の基礎条件となる一定の知識?経験?態度等が修得されている状態)について,審査委員会において総合的に判断されます。
本選考試験の目的は,あくまでも実習生としてのレディネスを測るものであり,個々の人間性について評価するものではありません。不合格となった場合も,「補講演習」を受講したうえで,次年度以降の再挑戦が可能です。
また,合格となっても,実習希望地における実習受入数が限られている場合は,成績上位者から優先的に受入の調整を行うため,実習希望地で実習ができない場合があります。この場合,実習施設としての条件を満たす施設と新たに受入契約を結ぶことも可能ですが,難航することも予想されます。その場合は,別の地域で実習を行うか,次年度に実習を行うか選択していただきますので,ご了承ください。
〈開催期間〉
- ①実習A:「精神保健福祉援助演習A」スクーリング受講時
- ②実習B:「精神保健福祉援助演習B-2+実習指導A-2」スクーリング受講時
- 3 )補講演習
-
精保演習?実習指導スクーリング,実習選考試験では,実習生としての準備が整っているかについて様々な指標から評価が行われ,実習生として所定の基準に達していない場合は,スクーリングが不合格,または実習受講が不許可となります。
不合格?不許可者のうち,再受講を希望する方は,評価の低かったスキルの向上を目的とした,個別またはグループによる「補講演習」スクーリングの受講が必須となります(仙台でのみ開講)。
※「補講演習」受講料:スクーリング受講料と同額程度を予定。