募集要項 -2017-
Ⅳ 各種資格などの取得方法
精神保健福祉士国家試験受験資格 取得希望の方へ
2 精神保健福祉士国家試験受験資格取得に関する指定科目
ここでは、精神保健福祉士国家試験受験資格取得要件の一つとなっている指定科目の概要につい て、解説いたします。
[別表2]精神保健福祉士国家試験受験資格取得に関する指定科目(2012年度以降の入学者適用)
《凡例》
- ☆印:社会福祉士国家試験受験資格取得のための指定科目と共通の科目。
- *印:精神保健福祉士法第7条第2号の規定に基づく精神障害者の保健及び福祉に関する基礎科目を示します。 「医学一般」「福祉心理学」「福祉社会学」3科目中いずれか1科目の選択が可能。
- ▲印:2009年度以降に大学に(編)入学して、単位修得した場合、個別に認定される可能性があります。
厚生労働大臣の指定する精神障害者の 保健及び福祉に関する科目 |
3年次編入学者?初年度履修推奨科目 | 本学の科目名 | 配当年次 | 単位数 | 履修方法 | S単位 | 大卒者旧カリキュラム認定可能性 | |
☆人体の構造と機能及び疾病 ☆心理学理論と心理的支援 の 内1科目 ☆社会理論と社会システム(注1) |
*医学一般 | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | 有 | ||
◎ | *福祉心理学 | 1年以上 | 2 | R or SR | 1 | 有 | ||
*福祉社会学 | 1年以上 | 4 | R or SR | 2 | 有 | |||
☆現代社会と福祉 | ◎ | *社会福祉原論 (職業指導を含む) | 2年以上 | 4 | R or SR | 2 | 無 | |
☆地域福祉の理論と方法 | *地域福祉論 | 2年以上 | 4 | R or SR | 2 | 有 | ||
☆社会保障 | *社会保障論 | 3年以上 | 4 | R or SR | 2 | 有 | ||
☆低所得者に対する支援と生活保護制度 | *公的扶助論 | 3年以上 | 2 | R or SR | 1 | 有 | ||
☆福祉行財政と福祉計画 | *福祉行財政と福祉計画 | 3年以上 | 2 | R or SR | 1 | 無▲ | ||
☆保健医療サービス | *保健医療サービス論 | 3年以上 | 2 | R or SR | 1 | 無▲ | ||
☆権利擁護と成年後見制度 | ◎ | *福祉法学 | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | 無▲ | |
☆障害者に対する支援と障害者自立支援制度 | ◎ | *障害者福祉論 | 1年以上 | 4 | R or SR | 2 | 有 | |
精神疾患とその治療 | ◎ | 精神医学 | 3年以上 | 4 | R or SR | 2 | 有 | |
精神保健の課題と支援 | ◎ | 精神保健学 | 2年以上 | 4 | R or SR | 1 | 有 | |
精神保健福祉相談援助の基盤 (基礎) | ◎ | *精神保健福祉援助技術総論Ⅰ | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | 有 | |
精神保健福祉相談援助の基盤 (専門) | ◎ | 精神保健福祉援助技術総論Ⅱ | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | 有 | |
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 | ◎ | 精神保健福祉の理論 | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | (注2) | |
精神科リハビリテーション学 | 3年以上 | 4 | R or SR | 2 | 有 | |||
◎ | 精神保健福祉援助技術各論 | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | 有 | ||
精神保健福祉に関する制度とサービス | ◎ | 精神保健福祉のサービス | 2年以上 | 2 | R or SR | 1 | (注2) | |
◎ | 精神保健福祉の制度 | 3年以上 | 2 | R or SR | 1 | (注3) | ||
精神障害者の生活支援システム | ◎ | 精神障害者の生活支援システム | 2年以上 | 1 | R | ― | 無 | |
精神保健福祉援助演習 (基礎) | ◎ | *精神保健福祉援助演習A | 2年以上 | 1 | SR(注4) | 1 | 無 | |
精神保健福祉援助演習 (専門) | ◎ | 精神保健福祉援助演習B | 3年以上 | 2 | SR(注4) | 1 | 無 | |
精神保健福祉援助演習C | 4年 | 2 | SR(注4) | 1 | 無 | |||
精神保健福祉援助実習指導 | 実習免除者は履修不要 | ◎ | 精神保健福祉援助実習指導A | 3年以上 | 1 | SR(注4) | 1 | 実務経験免除有 |
精神保健福祉援助実習指導B | 4年 | 1 | SR(注4) | 1 | ||||
精神保健福祉援助実習 | ◎ | 精神保健福祉援助実習A | 3年以上 | 2 | 実習科目 | ― | ||
精神保健福祉援助実習B | 4年 | 2 | 実習科目 | ― |
- (注1)「 医学一般」「福祉心理学」「福祉社会学」の3科目中いずれか1科目選択でも、国家試験受験資格は取得できますが、国家試験は、演習?実習科目以外のすべての範囲から出題されるので、 すべての指定科目を履修されることを推奨いたします。
- (注2) 本学通信教育部の「精神保健福祉論Ⅰ」および「精神保健福祉論Ⅱ」を2012年度以降に単位修得している場合のみ、「精神保健福祉の理論」および「精神保健福祉のサービス」を認定します。
- (注3) 本学の「精神保健福祉論Ⅲ」を2009年度以降に単位修得している場合のみ、「精神保健福祉の制度」を認定します。
- (注4) スクーリング受講必須科目「演習A?B?C」「実習指導A?B」(実習免除者は「演習A?B?C」)については、仙台のみの開講となります。
- ※その他の科目はスクーリング受講が必須ではありませんが、卒業要件を満たすためのスクーリング単位修得は必要です (1年次入学者:30単位以上、2年次編入学者:22単位以上、 3年次編入学者:15単位以上)。? 「正科生 1年次入学」「正科生 2年次編入学」「正科生 3年次編入学」もご参照ください。
1)指定科目の必要修得単位数 ?[別紙2]「精神保健福祉士国家試験受験資格取得に関する指定科目」参照?
最低限26科目62単位(最大28科目68単位:選択科目もすべて履修した場合)
※3年次編入学者は、最低限62単位の指定科目修得で、卒業と受験資格取得が可能です。
※1年次入学者?2年次編入学者は、卒業要件単位を満たすため、選択科目もすべて履修してください。
2)指定科目履修上の特例
- ①入学前に精神保健福祉士に関する指定施設で相談援助の実務経験を1年以上有する方
「実習指導A?B」と「実習A?B」の6単位分が履修免除になります。
ただし、履修免除の6単位分は、卒業要件単位数に算入できませんので、卒業要件を別の科目で満たす必要があります。 - ②福祉系大学をすでに卒業の方で、在学中に精神保健福祉士国家試験受験資格の取得ができる指定科目の単位を修得している方
3年次編入で一括認定される62単位以外に、[別表2]の国家試験指定科目について既修得単位の個別認定ができる可能性があります。詳しくは「社会福祉士?精神保健福祉士指定科目 既修得単位の個別認定」をご覧ください。