募集要項 -2018-
参考
単位とは?
- (1)大学では、各科目ごとに2単位、4単位、8単位などの単位数が決められています。各科目の単位数は「授業科目一覧」「授業科目一覧(社会福祉学科)」「授業科目一覧(福祉心理学科)」をご覧ください。1単位あたりの学習時間は45時間が目安です。
- (2) 「スクーリング単位」とは、スクーリングを受講すると修得できる単位で、「科目単位」とは別々に計算していきます。
コマとは?
本学のスクーリングの授業は、1時限が90分間となっています。90分授業の1回分を「1コマ」と呼んでいます。会場スクーリングでは、同じ科目の授業を「8コマ」または「12コマ」連続で受けることになります。
認定心理士とは
大学において心理学を学び,「心理学の専門家として仕事をするために必要な,最小限の標準的基礎学力と技能を修得している」ことを「日本心理学会」が認定する資格です。申請にあたっては,別途日本心理学会が定める審査料?認定料計4万円の費用がかかります。
任用資格とは
公務員などの採用試験に合格し、専門職として配置されていかすことのできる資格です。福祉医療関係の施設?病院への就職に際し、資格要件として求められる場合もあります。
社会福祉主事とは
都道府県、市町村の福祉事務所などに配置され、生活保護法、児童福祉法、母子及び父子並びに寡婦福祉法、老人福祉法、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法に定める援護、育成または更生の措置に関する事務をおこないます(社会福祉法 第18?19条)。
知的障害者福祉司とは
都道府県、市町村の福祉事務所や知的障害者更生相談所に配置され、知的障害者の福祉に関する事務をおこないます(知的障害者福祉法 第14条)。
児童福祉司とは
児童相談所に配置され、児童の保護その他児童の福祉に関する事項について、相談に応じ、必要な指導等をおこないます(児童福祉法 第13条)。
児童指導員とは
児童養護施設、知的障害児施設、肢体不自由児施設などに配置され、児童の生活指導をおこないます(児童福祉施設最低基準 第42?43?49?56?61?69?73?75条)。
心理判定員?児童心理司とは
心理判定というのは、児童相談所や精神科の病院などで、主に心理検査や面接を実施し、診断や治療効果測定のための資料を提供する仕事です。明確な資格の規定はありませんが、大学において心理学を専攻した者が心理判定の仕事ができることになっています。具体的には、来談者(クライエント)について、知能検査、人格検査などを行ったり、さらに面接や行動観察を行ったりすることによって、判定会議などへの資料を提供することです。判定会議に出席して意見を述べるだけでなく、時には医師や児童福祉司、ソーシャルワーカーなどとチームを組んで心理治療に当たることもあります。
このような心理判定をする者が必要とされる主な職場には、児童相談所、精神保健福祉センター、婦人相談所、各種福祉施設、病院(精神科?神経科)などがあります。
なお、平成17年度以降、児童相談所に配置された子ども、保護者等の相談に応じたり、心理判定をおこなう「心理判定員」の名称が「児童心理司」に変更されています(「児童相談所運営指針」)。「心理判定員」「児童心理司」任用資格条件は「学校教育法に基づく大学において、心理学を専修する学科を修めて卒業した者」であることに変更はありません(「児童福祉法」第12条の34、「身体障害者更生相談所の設置及び運営について」など)。
なお、これら心理学の専門職につくためには、現状では指定大学院に進学して「臨床心理士」の資格を取得することが一般的になっています。本学?福祉心理学科では、大学院進学のための心理学全般に関する基礎知識を幅広く学ぶことができます。