III 3年次編入学者の履修登録科目
4 福祉心理学科
スクーリング必修科目
福祉心理学科では,必修科目のうち「心理学実験I?II」「心理学研究法II」は,スクーリングへの出席が必要です。
これらの科目は,下記のように受講や学習の順序が指定されています。
- 心理学実験II
原則として「心理学実験I」を受講していないと受講できませんが,冊子版『レポート課題集(3?4年次)』巻末の「心理学実験II 受講許可願」を出せば,受講できることもあります。「心理学実験I」と「II」を同一年度に受講することは可能で,その場合は「受講許可願」を提出する必要はありません。 - 心理学研究法II
スクーリング申込み締切日までに福祉心理学科専門必修科目?選択科目A群のなかから7科目以上のレポートを提出すること(なお,スクーリング必修科目ではありませんが,心理学研究法Iのスクーリング受講申込み時に上記IIと同様の条件が課されます)。
卒業研究受講条件
福祉心理学科で「卒業研究」(選択科目)を受講する場合には,申込み締切日までに「心理学実験I?II」「心理学研究法I?II」が単位修得済みであることなどが求められます(『レポート課題集(3?4年次)』「卒業研究」参照)。
卒業要件
3年次編入学者の卒業要件は,専門必修科目24単位?専門選択科目A群30単位以上?B群8単位以上(A群で規定の単位数以上修得した単位はB群の単位数に含めることができます)です。
「福祉心理学科 開設授業科目一覧」を参照しながら,選択する科目を決めてください。
スクーリング単位を15単位以上修得することも忘れないでください。スクーリング必修科目の「心理学実験I?II」「心理学研究法II」で3単位のスクーリング単位がつきます。残り12単位分のスクーリング単位を卒業までにどの科目で修得するか,あらかじめ予定しておくことをおすすめします。オンデマンド型授業の利用もご検討ください。
1年めの履修登録科目
1年めの履修登録科目のモデル案は,下記のとおりです。これは,一案ですので,ご自身の興味関心にそって,履修登録をしていただいて結構です。
専門必修科目 | (1)心理学概論 (2)福祉心理学 (3)生涯発達心理学 (4)臨床心理学 (5)社会心理学 (6)心理学実験I (7)心理学研究法II |
合計 20単位 |
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専門選択科目 A群 | (1)教育心理学 (2)環境心理学 (3)家族心理学 (4)心理アセスメント (5)老年心理学または障害児の心理または心理療法またはスクーリング受講ができる特講?福祉心理学から4?12単位分 (B群を履修しない場合は(5)にある科目中12単位分) |
合計 12?20単位 |
専門選択科目 B群 | B群から関心のある科目やスクーリングに出られそうな科目を8単位分選択してください。ただし,A群の科目を30単位以上とる予定の場合は,B群の科目はその分減らすことができます。
※福祉心理学科必修科目およびA群の科目だけでは,卒業までのスクーリング単位が15単位に届きそうにない方は,共通基礎科目やB群からスクーリングに出られそうな科目を多く選択しても可です。その科目の単位を修得した時点で,スクーリング単位としては算入できます。ただし,卒業要件としては,B群8単位までしか算入できません。 |
合計 8?0単位 |
福祉心理学科3年次編入学者1年めの学習計画例(4月生?仙台でスクーリングを多めに受講する場合)
入学1年めの履修科目を(1)心理学概論,(2)福祉心理学,(3)社会心理学,(4)心理学実験I,(5)臨床心理学,(6)教育心理学,(7)家族心理学,(8)心理アセスメント,(9)環境心理学,(10)人格心理学,(11)特講?福祉心理学1?2?3?5,(12)心理学研究法II,(13)生涯発達心理学,(14)障害児の心理の40単位とした場合は,下図のような例が考えられます(スクーリングを仙台で受講する場合)。
上記はあくまで一例です。卒業までに心理学実験I?II,心理学研究法IIはスクーリングの受講が必須となります。心理学関連の科目の理解を深めるためにはスクーリングを多く受講することをお奨めします。この例の場合も1年めにスクーリングを多めにとっておりスクーリング単位14単位が修得できるものですが,卒業までに最低限スクーリング単位を15単位修得いただければ結構です。
福祉心理学科の科目は仙台以外でスクーリングを開講していないものもあります。仙台にたびたび足を運ぶことが難しい場合は,ビデオ?スクーリングやオンデマンド?スクーリングもうまく活用するとよいでしょう。
残りの22単位分は4年生で履修します。なお,2年で卒業する場合に「卒業研究」(卒業論文の執筆)の履修は難しくなります。