目次リンクへ

資格?免許状取得のための履修方法

IV 社会福祉士国家試験受験資格

2 社会福祉士国家試験受験資格取得に関する指定専門科目

 社会福祉士国家試験受験資格取得希望者は,下表に記載のとおり最低限23科目62単位(最大27科目70単位)を修得し,かつ本学通信教育部社会福祉学科を卒業することが必要になります。1?2年次入学者は,下記の27科目70単位をすべて履修してください。
 3年次編入学者は,選択科目制度を利用して下表に記載の最低限23科目62単位を修得すれば,卒業も可能で受験資格も取得できることになります(2章「3年次編入学者のカリキュラム」参照)。ただし,国家試験は演習?実習を除く全科目から出題されるので,下記の27科目70単位をすべて履修することをお奨めします。

社会福祉士国家試験受験資格に関する指定専門科目
厚生労働大臣の指定する
社会福祉に関する科目
本学における
授業科目の名称
配当年次

履修方法 S

人体の構造と機能及び疾病 1科目選択 医学一般 3科目中1科目選択でも可 2年以上 (2) R or SR 1
心理学理論と心理的支援 福祉心理学 1年以上 (2) R or SR 1
社会理論と社会システム 福祉社会学 1年以上 (4) R or SR 2
現代社会と福祉 社会福祉原論(職業指導を含む) 2年以上 4 R or SR 2
社会調査の基礎 社会調査の基礎 3年以上 2 R or SR 1
相談援助の基盤と専門職 社会福祉援助技術総論 2年以上 4 R or SR 2
相談援助の理論と方法 社会福祉援助技術論A 2年以上 2 R or SR 1
社会福祉援助技術論B 2年以上 2 R or SR 1
地域福祉の理論と方法 地域福祉論 2年以上 4 R or SR 2
福祉行財政と福祉計画 福祉行財政と福祉計画 3年以上 2 R or SR 1
福祉サービスの組織と経営 福祉経営論 3年以上 2 R or SR 1
社会保障 社会保障論 3年以上 4 R or SR 2
高齢者に対する支援と介護保険制度 高齢者福祉論 1年以上 2 R or SR 1
介護概論 1年以上 2 R or SR 1
障害者に対する支援と障害者自立支援制度 障害者福祉論 1年以上 4 R or SR 2
児童や家庭に対する支援と児童?家庭福祉制度 児童?家庭福祉論 1年以上 4 R or SR 2
低所得者に対する支援と生活保護制度 公的扶助論 3年以上 2 R or SR 1
保健医療サービス 保健医療サービス論 3年以上 2 R or SR 1
就労支援サービス 1科目選択 就労支援サービス論 選択 3年以上 (1) S 1
権利擁護と成年後見制度 福祉法学 必修 2年以上 2 R or SR 1
更生保護制度 更生保護制度論 選択 2年以上 (1) S or R 1
 相談援助演習 社会福祉援助技術演習A 2年以上 3 SR 1
社会福祉援助技術演習B 3年以上 3 SR 1
社会福祉援助技術演習C 4年 3 SR 1
相談援助実習指導 社会福祉援助技術実習指導A 3年以上 1 SR  
社会福祉援助技術実習指導B 4年 2 SR 2
相談援助実習 社会福祉援助技術実習 4年 4 実習  
  1. (注1) 法令による指定科目は,「人体の構造と機能及び疾病」「心理学理論と心理的支援」「社会理論と社会システム」(本学における授業科目名称は,それぞれ「医学一般」「福祉心理学」「福祉社会学」)のうち1科目,「就労支援サービス」「権利擁護と成年後見制度」「更生保護制度」(本学における授業科目名称は,それぞれ「就労支援サービス論」「福祉法学(=必修)」「更生保護制度論」)のうち1科目となっていますが,国家試験はすべての指定科目から出題され,1科目でも勉学を怠ると国家試験に合格することはできません。
  2. (注2) =精神保健福祉士受験資格取得のための指定科目と共通の科目を示します。
【履修上の特例】
1)社会福祉援助技術実習免除者の方
 実習指導A?Bと実習の7単位分は履修免除になります。ただし,履修免除の7単位分は卒業要件単位数に算入できませんので,卒業要件を別の科目で満たす必要があります。
2)他大学で社会福祉士?指定科目の単位修得をしており,入学時に本学で個別単位認定を受けた方
 個別単位認定を受けた科目は,本学で履修登録?単位修得の必要はありません。また,当該科目は卒業要件単位数,実習申込要件8科目の科目数に含めることができます。ただし,演習Bの6科目レポート提出の条件には含めることができません(当該年度に5科目以下しか学習する科目がない場合を除く)。