学習の手引き -2015- 平成27年度以降入学者用
卒業
Ⅱ 卒業試験と卒業研究
卒業のためには,①卒業試験に合格,または②卒業研究に合格することが必要になります。なお,GPAが1.5以下の場合で卒業前特別履修取消を行っても改善しない方は面接(口頭試問)が必要になることもあります(GPAについて参照)。
卒業研究
「卒業研究」を選択すると必要な学習時間が大幅に長くなります。早期に卒業をめざす方,実習が必要な資格?免許状をめざす方,時間的な余裕のない方は,「卒業試験」を選択することをおすすめします。じっくりとひとつのテーマに取り組んでみたい方,大学院に進学希望の方は,「卒業研究」に挑戦してください。なお,論文作成にあたっては,通常のレポート以上の相応の文章構成能力も要求されます。「卒業研究」の申込手続や受講条件については,「福祉心理学科に(編)入学した方へ」や『レポート課題集C 心理専門編(卒業研究)』をご覧ください。
卒業試験
「卒業試験」に関する留意事項は下記のとおりです。
-
受験日
卒業試験は,卒業の約半年前(3月卒業の場合は9月~1月予定?9月卒業の場合は2月~8月予定)から,科目修了試験実施の際に受験できます。 -
受験資格
試験申込締切日時点で,卒業見込単位数(認定単位も含め卒業要件90単位以上)を修得していることが卒業試験の受験資格です。 -
解答時間
科目修了試験2科目分の時間(=90分)です。よって,卒業試験を受験する科目修了試験では,通常の科目修了試験は2科目しか受験できません。 - 卒業試験の問題は「○△学科で学んだ内容で関心のある分野のなかから問題を1つつくり論じなさい」です(問題文を除き1,422字以内で解答)。○△学科には,自身の卒業する学科名称(社会福祉学科,福祉心理学科)が入ります。解答にあたっては,まず自分の作成した問題1題を記載し,その後に解答を始めてください。なお,解答用紙は横書きでマス目があります。
- 卒業試験に不合格であった場合,次回以降の卒業試験を再度申込み受験することができます。3月卒業の場合1月までの試験で不合格?棄権?欠席になった場合のみ,2月試験での受験も可です。
- 卒業試験に合格して卒業要件を満たした方は,卒業要件の卒業日に卒業していただきます。ただし,資格取得などのために卒業を希望しない場合は「卒業延期願」(『With』に添付予定)を提出すれば,卒業を延期することができます。いったん合格した卒業試験の結果は卒業を延期しても有効ですが,卒業にあたって『With』記載の確認手続きが必要になります。
- 卒業研究に取り組んでいる方も,卒業試験を受験することは可能です。
-
申込み
『With』巻末の科目修了試験申込ハガキに,科目コード:ZZ5999,科目名:卒業試験と記入し,受験する科目修了試験の申込期限までに送付してください(「申込みハガキの記入の要領」参照)。